越前海岸ではトップシーズン以外の時期(冬から夏前くらい)に深海魚が見られるチャンスがあります。
その中でも目撃例(当店ガイドの)が多いのがテンガイハタです。
テンガイハタとサケガシラは近い種類でもあることから、見分け方があやふやになっているようです。
この成魚は頭部の形からテンガイハタとしました。
幼魚です。
ヒレが体長の倍以上あるので、100マクロで全体を写すとヒレが切れてしまいます。

こちらは成魚です。
体はタチウオよりずんぐりした形をしています。
体色はシルバーで、ところどころに黒いマダラ模様があります。
顔のアップです。
ちょっとケガをしています。

浮き袋を持っていない為、立ち泳ぎになってしまうようです。
その場にいるときも、背びれを順番に動かし続けています。
成魚は弱った状態で発見されることが多いみたいですが、稀に元気がいい状態で流れ着くことがあります。
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