中層を群れている越前を代表する魚と言えばスズメダイです。
一見地味な魚ですが産卵の時期にはとてもきれいな婚姻色になります。
婚姻色のオスです。
ヒレがムラサキ色で鮮やかです。
産卵風景です。
左側のメスは産卵管を出して、卵を岩にこすりつける様にしています。
腹ビレの下に出ているのが産卵管です。
雄は外敵に卵を食べられないようにその間も見張っています。
産卵後も卵が他の魚から狙われない様に追っ払ったり、卵が死んでしまわないように新鮮な海水を送ったりとお世話に余念がありません。
稀に体に傷を持った個体と出会えますが、この子は尻びれが半分以上無くなっています。
自然の厳しさを感じますね。
今年はハッチアウトと幼魚の写真を追加したいですね。
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